田中-永峰 良佑
/ Ryosuke Nagamine -Tanaka
私が制作で最も大切にしているのは、 「 社会の中のそれぞれの"私" 」です。
今、社会を ”私” とともに生きる人々は、みんな、「他者」ではなく、
それぞれに生きる ”私” であると考えています。
「社会」や「歴史」というシステムは、それぞれの”私” を、ひとまとめにし、
受動的な存在にしてしまうと思います。
私がアートでおこないたいのは、それぞれの”私”が本来抱えている、
それぞれの可能性や、割り切れない想い、をかたちにして、
「社会」に対する認識を変容させ、能動的に生きる方法を探っていくことです。
2014.12
The most important theme visible in my artworks is ‘ I in society’.
I believe that people who live in a society are not ‘others’, they are ‘I’.
However, ‘society’ and ‘history’ change the ‘I’ to symbolize the ‘others’,
which is a passive existence.
Through my art, I aim to express the emotions and possibilities characteristic
of the ‘ I in society’.
namely, the need for knowing more about each other.
So, I want to use my art to find a way of living more actively.
12.2014