田中-永峰 良佑
/ Ryosuke Nagamine -Tanaka
In the never ending light
とめどない光の中で
(working in progress)
video 2h01m
留学中にイスタンブールに訪れた際、アタテュルク国際空港でいわゆる”イスラム過激派”によるテロがあった。その爆破によって犯人を含む54名の方が亡くなった。
その前日にその空港の全く同じ場所にいたことも相まり、とても様々な感情が込み上げた。
同時期にはバングラデシュでもイスラム過激派による日本人やイタリア人を殺害した事件があり、
その生々しい写真がインターネットに流れた。
僕は”彼ら”のことを、彼らが信じることを、知らなければいけなかった。
このままでは”彼ら”を永遠に彼らと呼んだまま、そしてまた彼らにとっても僕は永遠に”彼ら”と呼ばれたまま、そして死んでしまうのではないかと思った。それは嫌だと思った。
自分に今できるのは、東京のモスクに話を聞きにいく事しかなかった。
When I traveled to Istanbul, the airport was attacked by terrorattack.
As a result, 54 people died. needless to say, I was deeply shocked.
Besides, I was walking at the same place a while ago.
I thought that I must to try to understand what they believe in.
Because If I don’t do it, I would call them "THEM" forever. I didn’t want to live in that way anymore.
Although Islam is not very popular in Japan, there are several mosques in Tokyo.
so I went to the mosque and listened to their story about God and their life.
This work is a film to consider the faith recorded by I who has a different view on religions.
この”イスラムという教えを知っていく”ことは当然まだまだ途中である。(終わりはない)
本当は、どんなことも、自分の狭い範疇にまとめてしまいたくない。
当たり前だけど、少し話を重ねただけで、何かを“理解“できるわけがない。
でも全てを諦めてしまいたくない。それは自分自身の勝手な想いでもあると思う。
“人びとよ、 われは一人の男と一人の女からあなたがたをを創り、 種族と部族に分けた。
これはあなたがたを、 互いに知り合うようにさせるためである。 ” 部屋章13節
クルアーンの有名な一節に、こんな言葉がある。
この言葉は、「違うこと」を一度肯定し「理解りあえない」 ことすら肯定しているように思える。
人は違うからこそ、 ”全く理解できない”からこそ身を乗り出して、 耳をそばだてて、 目を見つめて、触れようとする 理解しようとする。 ”知ろう”とする。 それこそが 人なのだとこの言葉は告げているように思う。
そうして、 もしも互いが互いを知ろうと身を乗り出して見つめあった時に、
それがどれほど”わからない“ものでも、 いや、“わからない”ものだからこそ、 僕たちは互いに“知り合える“んだ。
そんな風な事を言い聞かせて、 僕は一人の”人”として、 たとえ時間がかかっても、これからも引き続き話を聞いていきたい。
I think that there is no way to "understand" easily someone's story.
They told me one passage in the Quran,
"We have created you from a male and a female, and made you into nations and tribes,
that you may know one another. " ( The Room Chapter 13 section)
The only God affirms that we can't know another person easily.
But so, we must know each other. at least must try to do it.
God tells us that It is mankind.
So I will continue to listen to their story as “mankind"